18日夜に新潟県で最大震度6強、山形県で最大震度6弱を観測した地震で、気象庁は19日午前0時半から記者会見を開いた。震源地は山形県沖で、地震の規模を示すマグニチュード(M)を、当初発表していた6・8から6・7、震源の深さを約10キロから14キロにそれぞれ修正。地震予知情報課の中村浩二課長は、「揺れの強かった地域では今後1週間ほど最大震度6強程度の地震に注意してほしい」と呼びかけた。
今回の地震では、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測したのをはじめ、北海道から中部地方にかけて広範囲で震度1~5強の揺れを観測。気象庁によると、地震発生以降、震度1以上の地震を7回観測したほか、19日午前0時15分には新潟で10センチの津波を観測した。津波注意報は19日午前1時過ぎに解除された。
今回の震源地付近では、昭和39年6月にM7・5を観測した新潟地震が起きている。中村課長は「夜間のため、家屋に被害がない人は自宅で過ごされると思うが、強い揺れが来ると屋内で家具が倒れてくるおそれもある。心配がない場所で休んでほしい」と注意を呼びかけた。
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