2017年に“ボーイフレンド”を刺殺したとして米イリノイ州シカゴの拘置所に収監されているノースウエスタン大学薬学部の元教授が「自分は新型コロナウイルスの感染防止に役に立てる」として、100万ドル(約1億800万円)を支払っての保釈を求めたが、裁判所に却下された。
13日付のシカゴ・サンタイムズ紙が報じているもので、同州クック郡の拘置所にいるのは感染問題においては専門家でもあるウインダム・レイゼム容疑者(45)。「自分の調査能力は新型コロナウイルスの感染問題に役に立つ」と「持病から拘置所内での感染のリスクが高く、すでに軽い症状が出ている」という2つの理由を弁護士を通して訴えて、高額の保釈金を支払っての保釈を求めていた。
クック郡の保安当局によれば同拘置所で新型コロナウイルスに感染したのは309人に達しており、すでに2人が死亡。レイゼム容疑者の弁護士によれば、保釈が認められなかったにもかかわらず、拘置所の職員たちは同容疑者に感染防止のアドバイスを求めていたという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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