「100本のトランペット」姫路城の節目祝う 集った奏者は何人?

林敏行

 姫路城兵庫県姫路市)の三の丸広場で17日、世界文化遺産への登録30周年を記念し、214人のトランペット奏者によるコンサートが開かれた。

 一般公募の201人とプロ13人が、オリジナル曲のファンファーレ「白鷺の翼」に続き、クラシックの名曲や童謡「ふるさと」など、計9曲を演奏した。

 当初、奏者100人を一般公募したところ、200人以上が応募。節目のイベントをにぎやかに盛り上げようと、ステージを約2倍に広げ、応募者全員が演奏できるようにした。

 指揮をしたのは、トランペット奏者で東京芸術大学名誉教授の杉木峯夫さん。これまで京都・清水寺や東京・上野公園で、100本以上のトランペットによるコンサートを率いてきた。

 全国から参加した10~74歳の奏者による演奏に、杉木さんは「外で200人を超える奏者が演奏するのは未知の領域。楽譜を読み込み、素晴らしい準備をしてくれた」と、称賛した。(林敏行)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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