コロナ禍以降急激に増えたオンライン会議。どうすればよりスムーズに、心地よく参加できるのでしょう。オンライン学習・研修サービスを提供する「スクー」(東京都)で法人事業を担当する田中伸明さんに、コツを聞きました。
取材はオンライン。画面越しにあいさつを済ませ、最初に目がいったのは、田中さんの画面の背景に映し出されたみこしの写真だ。
「石田さん、みこし担いだことありますか?」と田中さん。「あります。肩、けっこう痛いですよね」「みこし仲間ということで勝手に縁を感じます」
写真をきっかけに話が弾んだ。「背景はシンプルに」が基本だが、話のきっかけになるような背景やスライドを組み込むのもおすすめだという。
「聞き取りづらい」って言えないのかも
田中さんによると、オンラインで一番大切なのは音声。騒がしい場所から参加した人のマイクがずっとオンになっていたら、参加者は会議の内容を聞き取りづらい。「静かな環境を準備することは大前提です」。指向性が高いマイクを使えば、自分の声が相手に届きやすい。
ゆっくり、はっきり、大きな…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル