日本の戦争指導者を裁いた極東国際軍事裁判でA級戦犯となった7人への死刑が1948年に執行された直後、火葬された遺骨を米軍将校が太平洋に散骨した、との報告が記載された米公文書が見つかった。米軍占領下でのA級戦犯の遺骨の扱いが詳しく記された貴重な史料だ。
関係する文書は2通で、米国立公文書館に秘密指定を解除されて保管されていた。日本の戦犯について研究する日本大学の高澤弘明専任講師が2018年に入手していた。
東条英機元首相らA級戦犯7人の絞首刑が執行された48年12月23日付の文書は、散骨を終えたことと7人の氏名を短く記載。もう1通は翌月の4日付で、散骨に至る経緯が時系列で報告されている。
作成者は、散骨を担当した米…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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