「BTSの影響感じる」 脱毛でトゥルントゥルンの経済学者が分析

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聞き手・笠井正基

 いま、脱毛が若い女性だけでなく、男性や中高年にも広がりつつあるようです。なぜ体毛を処理するのか。美意識に何かしらの変化が起きているのか。全身脱毛に取り組み、ツイッターなどで発信している経済学者の坂井豊貴・慶応大学教授に聞きました。

さかい・とよたか

 1975年生まれ。専門は社会的選択理論、マーケットデザイン。著書は「多数決を疑う」など。

 全身の脱毛に2年前から取り組んでいます。思想性は何もありません。ただ快適に過ごしたいだけです。

 毎朝ひげをそるのに6、7分かかり、忙しいのに時間を取られたくない思いがありました。楽しくないし、カミソリの替え刃代も安くありません。コロナ禍になってオンラインで自分の顔を見る機会が増えたこともあり、ひげから脱毛を始めました。方法としては、医療行為ではない「美容脱毛」ではなく、医師らがレーザー機器を使う「医療脱毛」を選びました。永久脱毛とも呼ばれ、長期にわたって効果が期待される施術です。

自分が変わる喜び

 効果が出てくると、快適さだ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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