Twitterで主に中国語で発信を行っているアカウントが一時、大量に凍結された。これに対し、Twitter側は誤って凍結したと釈明したが、アメリカ在住のジャーナリストが「大虐殺だ」と糾弾するなど波紋が広がっている。
異変が起きたのは日本時間の6月1日ごろ。中国語で発信を行っているアカウントなどが一斉に凍結されたという報告が相次いだ。
これに対し、中国共産党の一党独裁に反対する主張を展開しているアメリカ在住のジャーナリスト、Sasha Gong氏が声明を発表。
6万人以上のフォロワーを持つアカウントが凍結されたとした上で、「私は中国共産党の専制に反対し、中国人に自由と民主を追求するよう訴えてきた。中共とその支持者は私の発言を止めさせようとしてきたが、なぜアメリカの会社であるTwitterがこのようなことをするのか」と疑問を呈した。
そして、天安門事件が発生した6月4日を前にこうした事態が発生したことに触れ、「Twitterのこうした行いは、中国政府のやり方と共通する部分がある」「Twitter大虐殺だ」などと批判を展開した。
一方Twitterは6月1日、規約違反のアカウントを凍結する際に、誤って中国に関するアカウントを大量に凍結してしまったと説明した。
その上で、「中国当局から大量に違反報告があったわけではない」と釈明。凍結されたアカウントはすでに復旧しているとみられる。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース