今春、開始から10年目を迎えた朝の情報番組「ZIP!」の総合司会を務める日本テレビの桝太一アナウンサーにインタビューしました。「妻のだめ出しを信じる」という誠実な人柄を見せたと思ったら、メダカの飼育について大熱弁。東京大学の大学院でアサリを研究していたという桝さんはなぜアナウンサーの道を選んだのか。コロナ禍の状況にどう伝えるのか。その素顔に迫りました。
「10年」想像できず
――「ZIP!」はこの春、10年目を迎えましたね
番組開始から試行錯誤ばかりだったのですが、10年目という数字についてはスタッフのみなさんと胸を張っていいのかな、と初めて思えています。9年前に社内の小さな会議室で担当を言い渡された日は、こんな日が来るとは僕も、誰も想像しませんでした。日テレの歴代の朝の担当のアナウンサーは10年務めている方が多いので、個人的には、最低限の自分の責任は果たせたのかな、という気分です。
――番組が始まったのは、2011年4月で、東日本大震災の直後でした。今もコロナ禍の状況にあります。朝のニュース番組が持つべき役割は
震災のときと今のコロナを重ね…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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