TBSドラマ『半沢直樹』第5話が8月16日、午後9時から放送される。 Twitterでは4週連続で世界トレンド1位となるなど、放送の度に話題となる同作だが、第5話から“新たな重要人物”が物語の鍵を握る。 国土交通大臣・白井亜希子役を演じる、俳優の江口のりこさんだ。
『半沢直樹』の物語は、第5話から新たな局面を迎える。 前話(第4話)の放送で、堺雅人さん演じる半沢直樹は東京中央銀行本店に復帰。しかし、復帰早々、新たな困難が待ち受けていた。 破綻寸前の航空会社「帝国航空」の経営再建を任されたのだ。
「白スーツ」の大臣役で“降臨”。新たな半沢の宿敵に…
そこに立ちはだかるのが、前話で国土交通大臣に就任した白井亜希子だ。白井はキー局のアナウンサーの職を辞して、政治家に転身。彼女の入閣は内閣改造の目玉人事として報じられていた。 白井は記者会見で、筒井道隆さん演じる弁護士・乃原正太をリーダーとした再建チーム「帝国航空再生タスクフォース」を立ち上げることを表明。東京中央銀行は政府から約500億円の債権放棄を求められることになったのだ。 前話の放送では“白いスーツ”での登場が話題となり、Twitterなどで「これは期待しかない」「白スーツに圧を感じる」「難敵になる予感」「ここで江口のりこさんか、次回から楽しみ」など、様々な反応が寄せられていた。 また、白いスーツでの大臣役について「この役のモデルは誰なんだろう?蓮舫さん?田中真紀子さん?」など予想合戦も繰り広げられていた。 前後の文脈は分からないが、第5話の予告映像では「あまり信用されていないのではないかと、心配になりましてね」と皮肉を込めて話す白井の姿があった。
江口のりこさん、どんな俳優?
半沢直樹の宿敵として立ちはだかる白井を演じる、江口のりこさん。どんな俳優なのだろうか。 江口さんは、柄本明さんが座長を務める劇団・東京乾電池のメンバー。東京乾電池の主宰公演に2001年頃から出演する。 2002年には、三池崇史監督の『桃源郷の人々』で映画デビュー。以降は映画やドラマ、舞台などに次々と出演し、幅広く活躍している。 2004年、タナダユキ監督の『月とチェリー』で本編初主演をつとめ注目を集め、2006年には吉田浩太監督の『お姉ちゃん、弟といく』で第2回シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション(CO2)女優賞を受賞。 その後も、ドラマ『時効警察』シリーズ(テレビ朝日系)にレギュラー出演するなど話題作に多数出演している。「助演」としての出演が多く、日本を代表する助演俳優として、確かな存在感を放っている。 2020年の映画だけでも、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』や
『仮面病棟』『君が世界のはじまり』に出演したほか、8月以降も『事故物件 恐い間取り』『ソワレ』の公開が控えている。 『半沢直樹』の物語ではどのような波乱を巻き起こすのか。果たして、“倍返し”を食らう側になるのか。江口さん演じる白井の役どころに、ぜひ注目したい。
ハフポスト日本版編集部
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