1972年5月15日。降り続く雨の中、沖縄は、本土復帰の日を迎えました。
「街は静かで、人通りも少なかった。当初あった復帰歓迎の熱気は失われていた。米軍基地が残ることや経済への不安が大きくなっていた」。当時、取材をしていたカメラマンの言葉です。
ベトナム戦争が激化する中、米軍基地からは、この日も、いつもと同じように米軍機が飛び立ちました。クラス別の討論会で、「復帰」について小学生が黒板に書いた「きちはそのまま残る」という不安は、いま、現実となってしまっています。
50年前の「復帰の日」。その前夜から、写真で振り返ります。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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