【動画】海上保安庁の巡視艇に救助される貨物船の乗組員=今治海上保安部提供
愛媛県今治市沖の来島(くるしま)海峡付近で、大型貨物船「白虎(びゃっこ)」(1万1454トン、全長約170メートル)が外国船と衝突して沈没した事故で、今治海上保安部は28日、巡視艇の隊員らが、白虎の乗組員を救助する様子を映した動画を公開した。
事故は27日午後11時55分ごろに発生。神戸市の海運会社プリンス海運が運航する白虎と、マーシャル諸島船籍のケミカル船「ウルサン・パイオニア」(2696トン、全長約90メートル)がぶつかり、白虎が転覆し、約2時間50分後に沈没した。
隊員らは、暗い海に投げ出されて漂う乗組員らに、「落ち着いて、大丈夫やから!」「順番に行くから」などと大声をあげて近づいた。映像には、救命胴衣を着用した乗組員らを「がんばれ、がんばれ」と励まし、ボートに1人ずつ助け上げる様子が映っている。
白虎の乗組員12人のうち…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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