きのう発生した台風15号は、発達しながら日本列島の方向へ進んでいます。日曜日から月曜日にかけて、西日本や東日本に接近するおそれがあります。週末の天気に影響がありますので、今後も最新の台風情報を確認してください。また、太平洋高気圧の縁に沿って流れ込む湿った空気に加え、沖縄を通過した台風13号による湿った空気が流入する西日本の太平洋側では、南東斜面を中心に大雨に注意をしてください。
日本付近には現在、2つの台風が発生しています。
きのう、沖縄で暴風が吹くなど大荒れの天気をもたらした、台風13号は、すでに沖縄を抜けていて、朝鮮半島の方向へと進む予想です。日本への上陸は免れましたが、もうひとつ気になるのが、きのう発生した台風15号です。こちらは現在、日本のはるか南の海上にありますが、このあと発達しながら日本列島の方へ近づいてくる予想となっています。8日(日)から、9日(月)にかけて、西日本や東日本に接近するおそれがあります。週末とも重なりますから、今から予定の見直しを検討してください。
きょうも沖縄は、夜まで台風本体の雨雲がかかり続けるでしょう。湿った空気が流れ込む、西日本の太平洋側、特に南東斜面でも大雨に注意が必要です。九州南部ではあすの朝までに、多い所で200ミリの雨が予想されています。一方、山陰から東北は日中は晴れて、真夏のような暑さになりそうです。大阪では35℃の猛暑日が予想されています。
台風15号が日本列島に接近する、日曜日から月曜日にかけて、東海から東北は雨や風が強まるおそれがあります。週末は台風の動向に注意をしてください。
(気象予報士・柴本愛沙)
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