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14日(火)は、本州付近に梅雨前線が停滞するするため、九州や四国の太平洋側、近畿や東海、関東南部などを中心に大雨に警戒が必要です。 本州付近に梅雨前線が停滞し、フィリピン付近にある熱帯低気圧から湿った空気が流れ込み、梅雨前線の活動が活発になります。一方、北日本の上空には寒気が流れ込むでしょう。雨のピークは、午前中は九州北部や四国となる見込みです。午後は近畿や東海から関東、北日本へと雨の範囲が移っていきます。関東は次第に南風が強まる見込みです。強風にもご注意下さい。 14日夕方までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
東海 250ミリ
九州北部、四国 200ミリ
北陸 180ミリ
九州南部、中国、近畿、関東甲信 150ミリ
15 日夕方までの48時間に予想される雨量は、多い所で、
東海 250から350ミリ
九州北部、四国 200から250ミリ
北陸地方 180から200ミリ
九州南部、中国、近畿、関東甲信 150から200ミリ
の見込みです。 特に大雨が続く岐阜などでは、この時季の1か月分に相当する雨が24時間で降るおそれがあります。九州北部ではなどでは、3日から続く大雨の総雨量が1500ミリに達するおそれもあります。少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。雨は15日(水)にかけても降り続く見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。 最低気温は、北日本は17℃前後、東日本や西日本は22℃くらいでしょう。最高気温は、北海道は25℃前後となり、札幌は夏日が戻るでしょう。東日本や西日本はこの時季としては低く、東京は27℃、一方晴れる沖縄は気温が高く、那覇は5日連続で33℃を超えると3年ぶりとなります。
(気象予報士・崎濱綾子)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース