【動画】20日の天気 – 北陸・北日本は荒天　暴風に警戒　風強い春分の日（19日18時更新）（ウェザーマップ）

　20日（金・春分の日）は全国的に風が強まります。
　関東から西を中心に広く晴れますが、北陸や北日本の日本海側では雨や雪で、荒れた天気となるおそれがあります。

　19日（木）は全国の半分以上の地点で今年一番の暖かさを更新しましたが、20日（金・春分の日）も、この時季としては気温の高い状態が続きます。
　19日（木）よりは低くなるものの、それでも15℃を超える所が多く、東京は20℃まで上がる予想。昼間は薄着で過ごせる陽気となりそうです。

　ただ、天気は穏やかではなく、北日本を中心に荒れた天気となるおそれがあります。
　北陸や北日本では断続的に雨や雪が降り、雷を伴う所もあるでしょう。
　そのほかは晴れる所が多いですが、全国的に風が強まる見込みです。

　19日（木）は南風が強まり、中国地方で春一番が吹きましたが、20日（金）は北または西よりの風が平均で15メートル前後吹く所が多くなりそうです。
　これくらいの風が吹くと、樹木全体が大きく揺れたり、止めてある自転車がばたばたと倒れるような風になりますので、注意が必要です。

　中でも特に風が強まりそうなのが北陸や北日本で、瞬間的には30～35メートルの暴風が吹き荒れるおそれがあり、21日(土)にかけてさらに強まる見込みです。
　波も高く、大しけとなるおそれがありますので、暴風や高波に警戒が必要です。
（気象予報士・多胡安那）