ウェザーマップ
台風8号は強い勢力に発達し、24日(月)の午前中に沖縄本島地方に最も近づく見込みです。沖縄や奄美では暴風や高波に警戒してください。全国的には日中は晴れる所が多く、東海から西では猛暑日になる所が多いでしょう。危険な暑さとなる所もあるため、熱中症に警戒が必要です。 台風8号は日曜日の午後6時現在、発達しながら沖縄付近を東よりに進んでいて、月曜日の午前中に、強い勢力で沖縄本島地方に最も近づく見通しです。沖縄では月曜日の朝から暴風となり、奄美も風が強まるでしょう。暴風や高波に警戒が必要です。月曜日にかけて予想される最大瞬間風速は、沖縄で35メートル、奄美で30メートルです。
午後になると台風はゆっくり北上して、次第に沖縄から離れていきますが、台風の動きが遅く、沖縄本島を中心に火曜日にかけて非常に強い風が吹くおそれがあります。また、台風周辺の活発な雨雲がかかり、断続的に激しい雨の降る所があるでしょう。沖縄では、火曜日にかけて大雨となるおそれがあるため、土砂災害や低い土地の浸水などにも注意してください。 <予想雨量(多い所)>
24日(月)夕方まで
沖縄 150ミリ
奄美 100ミリ その後、25日(火)の夕方までの24時間
沖縄 100~150ミリ
奄美 50~100ミリ 台風はそのあと、さらに発達しながら九州の西の海上を北上する見通しで、週の中ごろは西日本で荒れた天気となるおそれもあります。今後の情報に注意してください。 その他の各地は晴れる所が多くなりますが、東海や関東では明け方にかけて局地的な激しい雨に注意が必要です。
日中は東海や関東の天気も回復して晴れますが、気温の上がる午後は、東日本や東北の山沿いを中心に雷雲が発達しやすくなります。日曜日ほど広い範囲ではありませんが、晴れていても急な強い雨や雷雨にお気をつけください。 日中の気温は、日曜日より高い所もあり、東海から西で35℃以上の猛暑日になる所が多いでしょう。京都や大阪は37℃、名古屋は36℃と、体にこたえる暑さが続きそうです。札幌は30℃、東京も31℃と厳しい残暑となるでしょう。
できるだけ暑さを避けて、こまめな水分補給を心がけ、熱中症に警戒してください。朝晩も蒸し暑いため、寝ている間も冷房を上手に使うなどの対策を心がけましょう。(気象予報士・及川藍)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース