九州は今後も土砂災害や河川の氾濫が発生する恐れがあります。記録的な大雨ですでに災害が発生し、各地で危険な状況が続いています。水曜日にかけても九州に活発な雨雲が予想されているため、引き続き厳重な警戒が必要です。 先週末から記録的な大雨となっている九州では、きょう7日にかけての24時間でも多い所で500ミリ近くの雨が降り、観測史上1位の値を更新しています。大雨となっている地域では災害の危険度が非常に高まっています。 河川の危険度を見ると、大分と福岡をまたぐ筑後川はすでに氾濫が発生しています。熊本北部の菊池川水系などはいつ氾濫が発生してもおかしくない状況です。
また、中小河川も非常に危険度が高くなっています。
土砂災害について見ると、こちらも、雨の量が多い所で「極めて危険」となっています。 危険な状況になっている地域で、今後さらに雨が降る見込みです。
夕方から夜にかけても九州北部に活発な雨雲がかかります。
日付が変わる頃には九州南部でも雨が強まり、危険度が高まりそうです。
自治体からの避難情報を確認し、避難勧告などがなくても自らの判断で命を守る行動をとってください。
(気象予報士・佐藤圭一)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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