本州では夏空が広がり猛烈な暑さとなっていますが、来週はくもりや雨の日が多く、すっきりしない空模様になりそうです。特に川のレジャーでは天気の急変に注意し、安全に楽しむようにしてください。
台風10号から変わった温帯低気圧は、日本列島から離れつつあります。本州では高気圧に覆われて広く晴れていますが、この夏空は束の間のものになりそうです。来週は気圧の谷や湿った空気の影響で、くもりや雨の日が多く、すっきりしない天気の所が多くなるでしょう。
18日(日)までは晴れていても、19日(月)は広く雲に覆われて、雨の降りやすい空模様になりそうです。大気の状態が不安定なため、局地的に雨脚の強まる所があり、晴れ間があっても天気の急変する可能性がありそうです。20日(火)にかけても、雲の広がる所が多くなるでしょう。
特に、夏休みも終盤ということで、川のレジャーに行く方は天気の注意が必要です。遠くの方で黒い雲が見える、ゴロゴロとした雷の音が聞こえる、流木やゴミが流れて、川の水がにごっているなどは、上流で雷雨の発生しているサインです。
下流の遊んでいる場所では晴れていても、水かさが増えたり流れが急に速くなったりするおそれがあるため、すぐに川から離れるようにしてください。先週は台風10号の接近に伴い海の事故が増えましたが、川の事故にも注意が必要です。
(気象予報士・片山 美紀)
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