来週にかけても、くもりや雨の所が多く、本州の梅雨明けはまだ先になりそうです。また、西日本や東日本では、この先1か月間も雨の日が多くなるため、今できる備えを進めておきましょう。
きょう土曜日は、梅雨前線は本州の南岸に停滞していますが、低気圧に近い関東など太平洋側では雲が多く、すっきりしない天気になっています。
来週の後半になると、梅雨前線が本州付近へ北上して、さらに低気圧も近づくため、また広く雨になりそうです。先日、大雨のあった九州南部でも再び雨が強まり、土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
さらに、この先、1か月間も、西・東日本では降水量は「平年並み」か「多い」見込みです。少なくとも今月中旬までは前線や湿った空気の影響を受けやすく、くもりや雨の日が多く、梅雨明けはまだ先になりそうです。
大雨への備えを今のうちに進めておくことが、災害を防ぐ第一歩です。今のうちに、お住まいの地域ではどんな災害のリスクがあるのか確認したり、家族で避難場所や避難経路を相談したりしておきましょう。
(気象予報士・片山 美紀)
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース