あす金曜日にかけて西日本や東日本で再び大雨となる所があるでしょう。
来週にかけても各地で雨が続き、西日本では来週火曜日にかけて大雨が続くおそれがあります。
すでに災害が発生した地域のほか、これまで災害が発生しなかった場所でも新たな災害が発生するおそれがあるため、身を守るための行動をお願いします。 あす金曜日にかけて、日本列島を梅雨前線がゆっくりと北上し、前線上に発生する低気圧が日本海を進む見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となるでしょう。西日本から東日本では局地的に非常に激しい雨が降り、再び大雨となるおそれがあります。
また、その後も来週の日曜日頃にかけて前線の活動が活発となり北日本から西日本は大雨が続くおそれがあります。
さらにその先も来週いっぱいは日本付近に前線が居座り、雨が続くでしょう。
特に西日本では火曜日頃にかけても大雨となるおそれがあります。
すでにこれまでの大雨で地盤が緩んでいます。土砂災害に厳重に警戒するとともに、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水などにも警戒が必要です。
また、現時点で災害が発生していない場所でもこれからの雨で新たな災害が発生するおそれがあります。 災害から身を守るために、あらかじめハザードマップなどで身のまわりの災害リスクを把握しておきましょう。
大雨の際は、最新の気象情報や自治体からの避難情報をこまめに確認していただくのはもちろんのこと、現在の土砂災害や洪水など災害の危険度もこまめにご確認ください。災害の危険度の情報は気象庁のホームページのほか、Yahoo!天気アプリ内の「大雨警戒レベルマップ」でも確認できますのでご活用ください。 そのような情報を確認し、避難が困難になる前に安全な場所へ避難をするようお願いいたします。
来週にかけてもさらに雨の量が増え、新たな災害が発生するおそれがあります。災害から身を守る行動をお願いします。
（気象予報士・宮崎由衣子）
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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