この夏は立秋過ぎてから日本列島を猛烈な暑さが襲っています。23日(日)は暑さが一段落する頃とされる「処暑」を迎えますが、この週末、猛烈な残暑の峠は越えそうです。 8月の35℃以上の猛暑日地点数を振り返ると、7日の立秋過ぎてから、猛暑日になる地点が急増しました。
特に先週金曜日以降は、5日連続で全国の2割から3割にあたる200地点以上で猛暑日となっている状況で、気象庁が全国の猛暑日地点をまとめた2012年以降、これほど長引いたことはありません。 この先も、金曜日頃までは東北も含めた広範囲で猛暑日予想、ただならぬ残暑が続く見込みで、内陸を中心に40℃に迫る暑さになる所もあるでしょう。
ただ週末はようやく、太平洋高気圧の勢力が弱まるため、全国的に30℃前後に落ち着くでしょう。
23日は二十四節季の「処暑」暑さが収まる頃といった意味がありますが、猛烈な残暑の峠は越えてきそうです。ただ代わって、湿った空気や上空の寒気の影響を受けやすくなり、雷の危険度が高まります。
きょう水曜日の発雷確率は極端に高い所はありませんが、あす木曜日、あさって金曜日にかけて、日に日に西日本や東日本中心に発雷確率が高くなります。
今週後半は、晴れていても、突然の雨や雷雨に注意が必要です。 (気象予報士・吉野元子)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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