暮らしの安心を回復させるにはどうしたらいいのかが有権者の関心で、最大の争点だ。
家計を重視する経済への転換と、多様性を力にする社会への転換、それを支える真っ当な政治への転換という「3つの転換」を訴えていきたい。
今回も32の改選1人区全てで野党候補を一本化した。各党が持ち味をいかし、当選に向けて最大限やっていくことに尽きる。野党5党派のトップは自民党を倒すという大きな方向性で一致している。わが党の公認に限らず、日程が合い要望があれば応援に入りたい。
消費税は当分の間、凍結を解除できない。消費が持続的、安定的に成長する状況を作らない限り、上げられない。税の使い方に対する国民の信頼回復が必要だ。
社会保障政策と成長戦略は不可分一体であり、医療や介護の自己負担を世帯ごとにまとめ、所得に応じて上限を設ける「総合合算制度」を導入すべきだ。
憲法改正は、立憲主義を強化する観点から解散権の制約などの議論を党内外で積極的に進めたい。集団的自衛権の一部行使容認という憲法違反の状態を既成事実化するような9条改悪には全力で戦う。憲法改正が争点になるかどうかは有権者が決めることだ。
安定的な皇位継承に向けて論点を整理し、議論のスタートラインに立てる状況を作った。各党が意見をぶつけ合うよりも、論点を静かに議論するなかで合意形成を図りたい。
今の段階で選挙結果について予断を持って言うべきではないが、与党側の傍若無人な国会運営に歯止めを掛けられる状況は作りたい。(千田恒弥)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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