国立感染症研究所がまとめた11月18日から24日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値)によると、インフルエンザの定点医療機関当たりの患者報告数が5週連続で増加した。感染性胃腸炎は2週連続で増加、伝染性紅斑(リンゴ病)は横ばい。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病は減少した。【新井哉】
〔インフルエンザ〕報告数は前週比約69.0%増の3.11人。都道府県別の上位3位は、北海道(10.12人)、青森(8.08人)、石川(6.04人)。
〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約5.9%増の4.32人。都道府県別の上位3位は、熊本(11.42人)、大分(8.14人)、群馬(7.54人)。
〔伝染性紅斑〕報告数は前週と同じ0.55人。過去10年同期と比べて2番目に多い。都道府県別の上位3位は、熊本(1.52人)、長崎(1.3人)、大分(1.28人)。
〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約1.2%減の2.55人。過去10年同期と比べて2番目に多い。都道府県別の上位3位は、山形(5.5人)、新潟(5.47人)、佐賀(5.0人)。
〔手足口病〕報告数は前週比約8.6%減の1.06人。都道府県別の上位3位は、佐賀(3.83人)、新潟(3.39人)、青森(2.98人)。
CBnews
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