国立感染症研究所がまとめた11日から17日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病の定点医療機関当たりの患者報告数が増加した。ヘルパンギーナは横ばいだった。【新井哉】
〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約54.1%増の0.57人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、新潟(2.26人)、岩手、鳥取(共に2.05人)。
〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約12.5%増の0.09人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、鹿児島(0.68人)、宮崎(0.5人)、佐賀(0.35人)。
〔手足口病〕報告数は前週比約50.0%増の0.06人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、鹿児島(0.17人)、鳥取(0.16人)、静岡(0.15人)。
〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週と同じ0.01人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、大分(0.08人)、沖縄(0.06人)、長野、香川、高知、熊本(各0.04人)。
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