国立感染症研究所がまとめた5月18日から24日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数が2週連続で増加した。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、伝染性紅斑(リンゴ病)の患者報告数は減少した。【新井哉】
〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約3.6%増の1.14人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、宮崎(3.42人)、大分(2.58人)、鹿児島(2.43人)。
〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約7.0%減の0.53人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、鳥取(2.42人)、長崎(1.86人)、岩手(1.49人)。
〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約11.1%減の0.08人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、鹿児島(0.57人)、宮崎(0.39人)、新潟(0.35人)。
〔手足口病〕報告数は前週比約16.6%減の0.05人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、高知(0.36人)、鹿児島(0.23人)、宮崎(0.19人)。
〔伝染性紅斑〕報告数は前週比約33.3%減の0.04人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、秋田(0.23人)、福井(0.22人)、青森、三重(共に0.11人)。
CBnews
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