自民党どうぶつ愛護議連は8日、新型コロナウイルス感染拡大に伴うペットへの対応推進を求める決議文を小泉進次郎環境相(衆院神奈川11区)に手渡した。ペットへの感染に対する正確な情報の収集・周知のほか、飼い主が感染した場合の注意事項などの発信を要望。営業自粛中のペットショップなどで不衛生な飼育が行われないよう、都道府県と連携した指導監督も求めた。
会見した議連事務局長の三原じゅん子氏(参院神奈川選挙区)は、国の方針では軽症者や無症状の人の療養先は宿泊施設を基本とする一方で、ペットの飼育を理由に自宅での療養を希望する人が多いと指摘。「飼い主はペットの預かり先をあらかじめ検討し、環境省は相談の窓口を明確にしてほしい」と訴えた。
ペットへの感染について、厚生労働省は海外で疑われる事例があるとしつつ、「現時点で動物での感染事例はわずかな数に限られている」としている。
神奈川新聞社
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