4台の防犯カメラが捉えていた大胆な破壊行動
4台の防犯カメラが、交番の目の前で行われた大胆な破壊行為の一部始終を捉えていた。 6月5日午前3時過ぎ、横浜市神奈川区の防犯カメラが捉えたのは、手にのぼりを持った若い男。
原付バイクが走って来たのを見計らい、前触れなくのぼりを道路に投げた。
転倒すれば大ケガに繋がりかねない危険な行為だ。 【画像】防犯カメラが捉えていた”犯人”のヒントとは? その後2人の男が交流する。
ここから傍若無人ぶりはさらにエスカレートした。 被害を受けた会社社長:
通り過ぎるかと思ったら振り向いて、手をかけてバキッと折った 狙われたのは車のサイドミラーだ。
被害は複数の企業の車から、マンションに停められた車にまで及んでいた。
200メートルにわたって行われた犯行
200メートルにわたって、車のミラーが壊されるなどの被害が相次いだという犯行。
この連続して行われた犯行の一部始終を、4台の防犯カメラが捉えていた。 最初の犯行は、軽トラックのミラーにぶつかった、白いTシャツの男だ。
車に近づくといきなりサイドミラーをもぎ取る。 その10秒後、帽子を被った男も反対側にやって来て、力尽くで壊そうとするのは、やはりサイドミラーだ。 この時、男の動きがピタリと止まる。
よく見ると顔がこちらに向けられている。防犯カメラに気づいた様子だ。
すると、男はカメラに向けて1回、2回とウインクをする。 悪びれる様子がまったくない。
その後もミラーに体重をかけ、40秒ほど壊し続けた。 破壊行為は他の場所でも続いた。
この直後、わずか70メートルほど離れた別の会社の敷地にも侵入。
狙ったのはやはり車のサイドミラーだ。勢いのあまり、転がるようにして引き抜いていった。
その後、走って前を行く仲間を追いかけた男の手には、壊されたミラーとみられるものが光っていた。
最後に地面に叩きつけているような行動も…。 若い男3人組が繰り返した破壊行為の被害は、大通りに面した200メートルの範囲に集中。
警察には5件の被害届が出されているという。 犯行現場目の前の道路を渡った向こう側には、交番があった。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース