三冠vs三冠。日本囲碁界の頂点を占めるのはどっちだ。芝野虎丸名人(20)に井山裕太棋聖(31)が挑戦する第45期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)が25日午前9時、東京都文京区のホテル椿山荘東京で開幕した。昨年、史上最年少で名人を獲得してから、立て続けにタイトルを取った最年少三冠は、自身初の防衛戦となる今期名人戦で、最強の挑戦者を迎えた。長丁場の立ち上がり、シリーズのゆくえを占う重要な一番となる。
対局は持ち時間各8時間の2日制。25日夜に打ち掛け、26日朝に再開。同日夜に終局する見込み。
13:00
対局再開
午後1時、1時間の昼休憩が終わり、対局が再開。井山挑戦者は、すぐに上着を脱いだ。(渡義人)
高尾九段の動画解説
三隅ともAI定石
いきなりハプニングがあった。預ける電子機器を部屋に忘れて、部屋に戻った井山挑戦者。片道3分、大急ぎで戻ってきた。新聞解説の高尾紳路九段は「よく間に合いましたね」と話す。
対局は高尾九段が知らない形に…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル