北九州市は24日、新たに3人の新型コロナウイルスの感染を確認した。3人とも感染経路は不明。このうち八幡西区の80代男性は死亡後にPCR検査を実施して陽性が判明した。死因は調査中で、死亡後の陽性確認は同市では初めて。同市では23日にも3人の新規感染者が確認されており、2日連続の確認となった。
市によると、八幡西区の男性は23日に心肺停止の状態で自宅から市内の医療機関に救急搬送され、死亡を確認。肺炎の可能性があり、24日に検査を実施した。ほかの2人は門司区の60代女性と行橋市の80代女性で、ともに入院している。
福岡市は、新型コロナウイルスに感染した同市博多区の50代自営業女性が、退院した後に微熱や頭痛の症状が出て再び陽性になったと発表した。
市によると、女性は4月12日に発熱やせきを発症し、18日に陽性となって入院。5月8、9日のPCR検査でいずれも陰性となって15日に退院したが、22日に再び発熱や倦怠(けんたい)感の症状を発症したという。(内田完爾、黒石規之)
西日本新聞社
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