クリスマスを迎える23日から週末にかけて、国内の広い範囲で大雪や猛吹雪の恐れがあります。交通機関への影響や最新の気象予報、市民生活への影響など。大雪をめぐる状況をタイムラインでお伝えします。
■■■12月25日■■■
15:00
オホーツク地域の主な停電、残るは興部町と湧別町
25日朝からの北海道紋別市全域での大規模停電は、午後にかけて大幅に復旧した。ピーク時は約1万3460戸が停電した紋別市では、午後4時15分時点の停電戸数は約20戸まで減った。北海道オホーツク地域での他の主な停電は、興部町が約80戸、湧別町が約20戸となっている。
25日、避難所になった紋別市のスポーツセンターには、支援物資を受け取りに来た人も含め約80人が足を運んだ。午後に電気が復旧すると、市民は足早に避難所を後にした。
23日に起きた停電の時も避難したという80代女性は「電気がないと本当に困る。復旧してよかった」。90代男性は「ひどい停電だった。また起きるかも」と心配していた。
14:40
対応追われる紋別市 職員「まさか…とんだクリスマス」
大規模な停電に見舞われた北海道紋別市の市役所では、職員らが対応に追われている。
市は午前8時半過ぎ、災害対策本部を設置。前日にすべて閉鎖した避難所10カ所を再び開設した。また、図書館など公共施設の閉館も決めた。市民からは「また停電。どうなっているのか」「避難所はどこですか」などの問い合わせが相次いだという。
「まさかという感じです。市民もそう思っているのでは。とんだクリスマスです」と市総務部の茂木洋人庶務課長。3日目になる停電の対応で、職員も疲労がたまっているという。「週末がこの状態でずっと休みがなく、停電が復旧しても片付けがある。無事、仕事納めができるかどうか」と嘆いた。(岡田昇)
14:10
北海道紋別市の停電、復旧作業進む
25日朝からの北海道紋別市全域での大規模停電は、北海道電力ネットワークが復旧作業を進め、電力供給が回復しつつある。ピーク時は約1万3460戸が停電した紋別市では、午後2時10分時点の停電戸数は約490戸まで減った。市内では信号機が再び点灯した。他の主な停電地域は、雄武町が約280戸、興部町が約80戸。
09:00
北海道紋別市でまた停電
北海道電力ネットワークによると、25日午前7時ごろから北海道オホーツク地方で大規模な停電が起きている。前日復旧したばかりの紋別市ではほぼ全域で停電している。午前8時半現在、停電している戸数は、紋別市約1万3460戸、雄武町約3040戸、興部町約2640戸など。倒木で送電線が切れたことが原因で、25日昼ごろの復旧をめざしている。
紋別市では市内にある送電線を支える鉄塔(高さ約22メートル)が倒壊し、別の送電線ルートも倒木で不通となったため、23日午後から全域で停電。24日朝、倒木のあった送電線ルートでの送電を再開し、その後、ほぼ全域で復旧したばかりだった。25日午前7時ごろ、そのルート内の別の場所で再び倒木による断線があったという。(新田哲史、奈良山雅俊)
■■■12月24日■■■
21:33
強い冬型の気圧配置の影響で24日も各地で大雪が降り、山形県では積雪が170センチに達した。気象庁によると、午後10時現在の積雪量は、山形県大蔵村で170センチ▽北海道音威子府村で161センチ▽青森市酸ケ湯で140センチなどとなっている。
19:54
岐阜県内の広い範囲で降雪
冬型の気圧配置が強まった24日、岐阜県内の広い範囲で雪が降った。岐阜地方気象台によると、郡上市白鳥町長滝で79センチ、白川村で67センチ、岐阜市で11センチの積雪を観測した。
高山市では一晩で30センチほどが降り積もり、早朝から雪かきに追われた住民からは「あまりに一気に積もったので、びっくりした」などと悲鳴が上がった。一方で、観光名所「古い町並(まちなみ)」では外国人観光客らが一面の雪景色を写真に収めるなどして楽しんでいた。
県警によると、24日午前0時~正午、積雪や凍結による車のスリップ事故が200件発生し、11人が軽傷を負った。気象台は25日朝も冷え込むとして、路面の凍結に注意するよう呼びかけている。(山下周平)
17:00
北海道・紋別の停電は残り250戸に
市内全域が一時停電した北海道紋別市では、24日午後5時時点で約250戸を残し、復旧した。
市は23日夕から10カ所の避難所を設置し、毛布やストーブ、発電機、非常食などを用意。約30人が一夜を過ごした。停電は24日午前から徐々に復旧し、大半の避難所は午前11時で閉鎖。市内の商店や飲食店なども順次営業を再開し、街はほぼ通常に戻った。
2人暮らしの母親と、自宅で布団にくるまって朝を待ったという女性は「この時期には珍しく、夜も零度前後だった。流氷の時期だったらと思うとぞっとします」と話した。(奈良山雅俊、岡田昇、中沢滋人)
11:40
北海道の停電さらに解消 1780戸に
北海道電力によると、オホーツク地方を中心に北海道内で大規模に発生していた停電は、24日午前11時40分現在、停電戸数が約1780戸となった。紋別市内で鉄塔(高さ約22メートル)が倒れたことが停電の原因だったが、鉄塔のある区間とは別のルートでの送電を始めたためという。
送電線の鉄塔が倒れた影響で、一時は最大約2万4千戸が停電していた。
11:15
北海道の停電2910戸に 別ルートから送電開始
北海道電力によると、オホーツク地方を中心に北海道内で大規模に発生していた停電は、24日午前11時15分現在、停電戸数が約2910戸となった。紋別市内で鉄塔(高さ約22メートル)が倒れたことが停電の原因だったが、鉄塔のある区間とは別のルートでの送電を始めたためという。
送電線の鉄塔が倒れた影響で、一時は最大約2万4千戸が停電していた。
11:15
愛媛県久万高原町で2人死亡 車立ち往生や崖下に転落か
23日から大雪に見舞われた愛媛県久万高原町では23日と24日、2人が死亡し、町はいずれも災害関連死と認定した。
町によると、23日午後8時25分ごろ、同町中黒岩の県道で町内の60代男性が倒れているのが見つかり、搬送先で死亡が確認された。100メートル以上離れた場所に男性の車があり、町は男性は車が立ち往生し、歩いて自宅に向かっていた可能性があるとみている。
24日午前11時15分ごろ、同町黒藤川で近くの90代女性が高さ約3メートルの崖の下で倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。町は女性は積雪で崖に気づかなかった可能性があるとみている。
町によると、町内では23日夜、1979年の統計開始以来最高の76センチの積雪があったという。
陸上自衛隊松山駐屯地は24日夕、愛媛県からの災害派遣要請を受け、同県久万高原町に部隊を派遣。駐屯地によると、隊員約30人が同日深夜、除雪作業に当たった。25日午前8時、隊員約40人を追加派遣。25日は計70人で除雪作業や倒木処理に当たったという。
愛媛県によると、最大で約2100戸(24日午前6時)あった久万高原町内の停電は、25日午後4時現在で約70戸までに減った。(中川壮)
11:00
山形県が災害対策本部を設置 知事「外出は十分注意を」
山形県は23日から県内で降り始めた大雪を受け、24日に豪雪災害対策本部を設置した。吉村美栄子知事は「今回は湿り気の多い重たい雪で、今までと同じように考えてはいけないという思いで、早めに対策本部を設置した」と説明。「25日にかけて再び大雪が降る恐れがあり、外出については気象情報に十分に注意するよう、県民の皆さんに引き続き呼びかけを」などと指示を出した。
11:00
北海道内の住家、20棟が一部損壊
北海道によると、雪の影響による住家の一部損壊は午前8時時点で20棟が確認された。雄武町や紋別市、興部町など9市町で避難所が設けられ、最大で264人が避難したという。
10:25
北海道の停電、4870戸まで解消
北海道電力によると、オホーツク地方を中心に北海道内で大規模に発生していた停電は、24日午前10時25分現在、停電戸数が約4870戸となった。
09:30
北海道で大規模停電続く
北海道電力によると、暴風雪に見舞われた北海道内では大規模な停電が続いており、24日午前9時半現在、約1万8千戸が停電している。このうち95%以上がオホーツク地方で、紋別市にある鉄塔(高さ約22メートル)が倒壊した影響で23日午後3時半ごろから停電が続く。
鉄塔のあった区間を送電線網から切り離し、24日朝に一部の地域(遠軽町や湧別町)では約6千戸の停電が解消した。
北電は鉄塔のあった区間とは別のルートからの送電を検討しており、そのルートが問題なく使えれば、鉄塔を復旧しなくても、停電が解消できる可能性があるという。
09:00
東北や新潟で20人負傷 消防庁
総務省消防庁は24日、22日からの大雪による被害状況を発表した。24日午前9時時点で、東北や新潟県などで計20人が負傷したとしている。
内訳では、重傷者が岩手県3人、秋田県4人、新潟県2人。軽傷者は岩手、山形、秋田、新潟の各県で計11人となっている。北海道では住宅2棟で一部損壊が発生したという。
08:30
名古屋市に「大雪に関する気象情報」 臨時発表
名古屋地方気象台は午前8時33分、臨時の「大雪に関する気象情報」を発表し、午前8時現在、名古屋市千種区で積雪の深さが10センチになったと発表した。名古屋市では大雪警報が出ている。スリップ事故や転倒などの注意を呼びかけている。
08:30
名古屋で積雪10センチ 「見たことない景色」
名古屋市中区の久屋大通公園では午前8時ごろまでに新雪が10センチほど積もった。塾へ向かう途中だという名古屋市の河原将希さん(18)は「今まで見たことのない景色で、新たな世界観を感じた」。一緒に雪景色を見に来た妹の瑞季さん(15)は「雪の積もった木が白く見えてきれいだなと思いました」と話した。
午前8時過ぎ、名古屋市中心部の百貨店周辺では通勤する人の姿もあった。百貨店の食品売り場で働く幅友美さん(40)は、いつもより1時間ほど早く家を出たという。いつもはクリスマスやイブの朝は開店の数時間前から買い物客の行列ができるというが、「今日はさすがに誰もいませんね」。足元に気をつけながら職場へ向かった。
08:00
名古屋市内で初雪 高速や新幹線に影響も
強い冬型の気圧配置の影響で名古屋市内でも24日、初雪を観測した。名古屋地方気象台によると平年より2日遅く、昨年よりも7日遅い観測だという。午前7時時点の積雪は4センチ。初雪の観測と同時に雪が積もるのは珍しいという。
交通への影響も出ている。名古屋高速は午前6時20分から、名古屋第二環状道(名二環)も午前7時30分から全線が通行止めになった。東名阪道などでも、一部区間が通行止めになっている。東海道新幹線にも遅れが出ているという。
07:00
東京都心で氷点下0.1度観測 今季最低
冬型の気圧配置の影響で、24日は関東地方の平野部でも冷え込みが強まり、東京都心では午前3時42分に零下0・1度を観測。今季最低を記録した。
気象庁によると、北日本から西日本まで日本海側の広い範囲で大雪となり、関東地方でも冷え込みは強くなる見込み。24日は午前7時現在で、1都3県の10カ所(島嶼(とうしょ)部を除く)で今季最低の気温を観測した。
■■■12月23日■■■
23:30
北海道電力が復旧作業進める
北海道電力は23日夜、市内全域で停電が続く紋別市のほか、周辺の雄武町、興部町、遠軽町、湧別町への送電のため、移動式発電機車や他の送電線への切り替えを検討していると明らかにした。
22:30
北海道紋別市への自衛隊の災害派遣を要請
市内全域が停電している北海道紋別市は、自衛隊の災害派遣要請をするよう北海道に求めた。これを受けて道は国に対して午後10時半過ぎ、自衛隊法に基づき災害派遣を要請した。要請内容は、厳寒の避難所で暖を取るためのストーブや発電機、燃料の貸与など。
紋別市内では午後3時32分ごろから、北海道電力の送電線の鉄塔が倒壊したため、全域にわたる約1万3350戸が停電している。
22:00
北海道が2市8町に災害救助法を適用
北海道オホーツク地方の大雪で広範囲に停電していることを受けて、道は23日夜、2市8町(北見市、紋別市、枝幸町、美幌町、斜里町、清里町、遠軽町、湧別町、興部町、雄武町)への災害救助法の適用を決めた。停電の影響が拡大、長期化する恐れがあるとして23日午後10時、災害対策本部も設置した。
20:40
山形県の国道112号と国道344号が全面通行止め
山形県内では国道112号(月山道路、山形県西川町月山沢―同県鶴岡市大網)と国道344号(同県真室川町差首鍋―同県酒田市北青沢)が全面通行止めに。国土交通省山形河川国道事務所などによると、除雪や安全確保が理由という。通行止めは112号は24日午前5時まで、344号は解除時間は未定となっている。
19:00
山形県が対策会議 県民に呼びかけ
山形県は大雪に関する危機管理対策会議を開き、県民に向け、①不要不急の外出を控えること②食料の備蓄③暖房器具の準備の3点について、改めて呼びかけていくことを決めた。
また、最上、西村山、西置賜の各地域で、交通への影響が出る可能性が高いとして、関係機関と連携し、被害状況の把握を図っていくという。
18:30
市内全域が停電の紋別市、電池式ストーブの要請相次ぐ
市内全域が停電している北海道・オホーツク地方の紋別市。午後6時25分現在の停電戸数は約1万3350戸に上る。原因は調査中だが、湿った雪が送電線に降り積もった影響や、強風の被害などが考えられるという。
紋別港に近い道立オホーツク流氷科学センター「GIZA」の学芸員桑原尚司さん(47)は、午後から暴風雪で休館になり、自宅に戻った後に停電になった。
日没後は真っ暗で信号機も点灯せず、光は車のライトだけ。吹雪で外にも出られない。「(2018年の)胆振東部地震のブラックアウト(全域停電)後に買った電池式ストーブがあるので安心だが、ない世帯は大変だ」と話した。
市は午後6時から内陸部の上渚滑支所と渚滑市民センター、紋別港に近いスポーツセンターの3カ所に避難所を開設。その後市内全域の6カ所(潮見小学校、紋別小学校、小向生活改善センター、沼の上生活改善センター、宇津々担い手研修センター、中渚滑多目的研修センター)にも順次開設することを決めた。
市役所には自力で避難所に行けない市民から電池式ストーブの要請が相次ぎ、職員が可能な範囲で届けて回った。あるグループホームは入所者全員が新型コロナウイルスに感染し、「避難所に行けない」と連絡があったという。
17:25
山形でも記録的な降雪
山形地方気象台は、顕著な大雪に関する山形県気象情報を発表した。午後5時までの6時間に、西川町大井沢で38センチ、金山町で36センチなどの記録的な降雪が観測された。
17:00
熊本と鹿児島県境の積雪の立ち往生は解消
熊本県水俣市と鹿児島県伊佐市を結ぶ国道268号では23日早朝から、トラックなどが積雪で走行できなくなり、計49台の車が一時立ち往生した。午後2時にはすべての車が移動し、立ち往生は解消されたが、同日午後5時現在、水俣市と伊佐市の間で通行止めが続いている。
熊本県道路保全課によると、現場付近では22日午後5時から「チェーン必要」との表示を始めていたが、ノーマルタイヤのトラックなどが立ち往生し、23日午前8時15分から全面通行止めとなった。同県は24日正午の通行再開を目指し、除雪作業などを進めている。
17:00
奈良の京奈和自動車道で事故5件相次ぎ、通行止め
奈良県警によると、京奈和自動車道の県内区間では午前6時~8時半、積雪や凍結が原因の交通事故が少なくとも5件相次いだ。このうち午前6時20分ごろに発生したトラック2台が絡む事故で、それぞれの車両の運転手2人が軽傷を負ったという。23日午後5時現在も御所南IC―橋本東IC間の上下線で通行止めが続いている。奈良国道事務所によると、通行止め解除の見通しは立っていないという。
16:00
クリスマスに向けて配達が大幅に遅れる地域も
クリスマスに向けて宅配がピークを迎える中、配達が大幅に遅れる地域が出ている。
ヤマト運輸は大雪の影響で配送が大幅に遅れている地域を発表。新潟、富山、石川各県全域のほか、広島、山口、鳥取、島根、愛媛、高知各県全域を宛先とする荷物は大幅な遅延が発生している。このほか海上の悪天候の影響で、北海道や一部の島嶼(とうしょ)部で遅れが発生している。どれほどの遅れになるかは現時点では見通せないという。窓口では、広島県の一部で休止し、荷物の預かりや引き取りをしていない。
佐川急便でも、広島、岡山、山口、島根、鳥取各県の全域のほか、新潟、石川、富山、奈良、和歌山、徳島、高知、長崎、鹿児島各県の一部地域で遅れている。
15:32
北海道で停電 紋別市では1万3000戸以上
北海道電力ネットワークによると、23日午後3時32分ごろから、北海道オホーツク地方の紋別市、枝幸町、湧別町、滝上町、興部町、遠軽町で停電が発生。午後4時20分現在の停電戸数は紋別市の約1万3350戸が最も多く、雄武町が約2960戸、興部町が約2510戸など。北電ネットワークが原因などを調べ、復旧を急いでいる。遠軽町白滝では午後3時までの24時間降雪量が12月としては観測史上最多の89センチを記録した。
13:50
金沢の兼六園は人影がまばら
金沢市の兼六園は人影がまばら。京都から来たカップルは入り口で記念撮影し、「風情があるけど、降りすぎですよね」。
13:00
金沢市長が緊急会見「1人で除雪作業しないで」
金沢市の村山卓市長が緊急の記者会見を開き、「1人で除雪作業をしないで」「外出時には十分に注意して」などと呼びかけた。金沢地方気象台は23日午前8時16分、同市を含む石川県に「顕著な大雪に関する気象情報」を出した。
馳浩知事も午後3時半からの県災害対策本部会議で「(水道管の凍結を防ぐため)蛇口の水をちょろちょろと出して」などと県民に注意を促した。
12:00
積雪で車50台が立ち往生 熊本・鹿児島県境
熊本、鹿児島県境の国道268号で23日、積雪による立ち往生が発生し、上下線でトラックなど約50台が動けなくなった。23日正午現在、熊本県水俣市―鹿児島県伊佐市間の約13キロが通行止めになっている。
熊本県警水俣署などによると、立ち往生した車から110番通報が相次いだ。現場では除雪や路面の氷を溶かす作業を続けているが、復旧のめどは立っていないという。
11:29
奈良県南部では早朝から本格的な降雪となり、市街地が久しぶりの白銀に包まれた。五條市や大淀町などの主要な道路では降った雪が圧雪になり、車のノロノロ運転で渋滞したり、坂道でスリップしたりして交通が乱れた。予定されていた行事が延期されるといった影響が出た。
JR和歌山線五条駅(五條市)では、始発のJR難波行き電車が運転を見合わせ。ホームで乗客を乗せたまま出発を待った。
御所市内の高校に通学し、この日は終業式が予定されていたという女子生徒は、電車からホームに降りて「もう2時間以上待っています」。友人と雪空を見上げていた。
10:34
徳島市で降雪10センチ 統計史上で最高
徳島地方気象台によると、徳島市では23日午前10時までの24時間の降雪量が10センチに達した。2013年に統計を取り始めてから最高の降雪量だという。
08:00
高知で観測史上最高の積雪14センチ
高知市では23日、明け方に雨が雪へと変わり、高知地方気象台によると、午前8時には観測史上最高となる積雪14センチを観測した。
高知城の天守も雪で覆われ、路面電車は一部で運転を見合わせた。市中心部では、車輪が空転する車を数人で押したり、転倒したミニバイクを通行人が助け起こしたりする様子がみられた。雪は夕方まで降り続く見込みという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル