奈良市の近鉄大和西大寺駅付近で発砲音があり、駅前で街頭演説をしていた安倍晋三元首相が倒れ、救急搬送され、死亡しました。警察関係者によると、安倍氏は散弾銃のようなもので撃たれたといいます。警察は奈良市の山上徹也容疑者（41）を殺人未遂容疑で現行犯逮捕しています。状況を速報します。
21:30
捜査員の手には盾や消火器…容疑者宅などを家宅捜索
奈良県警は8日午後5時すぎ、奈良市内の山上容疑者の自宅マンションと、別の親族の住宅を殺人未遂容疑で家宅捜索した。爆発物処理用のヘルメットや盾、消火器などを手にした数人の機動隊員と捜査員が入った。捜索は深夜まで続き、午後9時半すぎには山上容疑者の自宅マンションから爆発物が見つかったとして、警察官が住人らに避難を呼びかけた。
21:30
奈良県警、当時の警備態勢については明らかにせず 「支障出るおそれ」
安倍晋三元首相が奈良市内で演説中に銃撃され死亡した事件を受け、奈良県警が記者会見した。中西和弘刑事部長、谷源（はじむ）警備部参事官、山村和久捜査1課長の3人が出席した。
会見で県警は、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された山上徹也容疑者（41）が調べに対し、「私がしたことに間違いない」「特定の団体に恨みがあり、安倍元首相がこれとつながりがあると思い込んで、犯行に及んだ」などと供述していると説明した。
奈良西署に刑事部長をトップとする90人態勢の捜査本部を設け、容疑を殺人未遂から殺人に切り替えて、全容の解明に努めるとした。
事件で使われた凶器は「手製の銃と判断している」とし、大きさは長さ40センチ、高さ20センチという。山上容疑者の自宅から、手製の銃のようなものが数丁見つかったことも明かした。
安倍氏が死亡したことについて、中西刑事部長は「まずは全容解明と捜査を尽くして参りたい」と述べるにとどめた。当時の警備態勢については、今後の警備に支障が出るおそれがあるなどとして、詳細を明らかにしなかった。
21:20
二階俊博氏「想像すらできない事態、言葉もない」
第2次安倍政権で自民党幹事長を長く務めた二階俊博氏は記者団の取材に応じ、「我々にとって想像すらできない事態で、言葉もない心境だ」と沈痛な面持ちで語り、「歴史に残る宰相として日本国のかじ取りを担っていただいたことに、心から感謝と敬意を表したい」と悼んだ。
二階氏は「非常に穏やかな方で、いつも相手の気持ちを察していた。丁寧な人格者だった」と振り返り、「ご存命であれば何を我々に期待し、命ぜられるか想像しながら、少しでも安倍（晋三）元首相の意に沿うような自民党の運営、国政の展開を考えたい」と述べた。
21:08（スイス・ローザンヌ14:08）
IOCバッハ会長「親愛なる友人を失った」
国際オリンピック委員会（I…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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