【速報中】撮影スポット「来てみたら人だらけ」廃止訴える人も

東京都庁の前で行われた、五輪反対を訴えるデモ=2021年7月23日午後1時9分、東京都新宿区

 東京オリンピック(五輪)は23日午後8時から東京・国立競技場で無観客での開会式が始まります。コロナ禍の中で開催されるスポーツの祭典、人々の受け止め方は――。各地の表情と開会式の様子を詳報します。

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人だかりの撮影スポット「ギャップ感じた」

 午後3時。国立競技場に向かう歩道では、大会ボランティアや一般人で列をなし、近くにある撮影スポットの五輪マークでは、カメラを片手に写真を撮る人たちでごった返した。一方、その横では、男女5人ほどがプラカードを持って「五輪は廃止だ」などと訴えていた。

 記念撮影していた東京都墨田区から来た30代夫婦は「報道とのギャップを感じた。ニュースでは無観客で自粛ムードだったが、実際来てみたら人だらけで、ものすごい盛り上がりを感じた。写真は一生の思い出です」と笑みをこぼした。

 横浜市から来た40代男性は「緊急事態宣言が解除されたかと思うほどの人流で驚き。五輪ムードが外出を誘発している感じなので、これでは感染者数は減らないでしょうね」と言葉少なに話した。

国立競技場近くの五輪マークで記念撮影する人たち=2021年7月23日午後2時54分、国立競技場周辺

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「結局盛り上がって終わると思う」選手村にも撮影の人

選手村前では多くの人が写真を撮りに集まっていた=2021年7月23日午後2時2分、東京都中央区晴海3丁目、小瀬康太郎撮影

 午後2時半ごろ、東京都中央区晴海の選手村前にも、写真を撮る人が次々に訪れていた。近くに住む都の非常勤職員の女性(68)は「ここまで来たら楽しい気持ちで大会を迎えたい」と笑った。自宅のマンションからも選手村は見えるが、開会式前に一度、間近で見ておきたかったという。

 「今日までどたばただったが…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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