【週刊地震情報】青森県で震度4 三八上北地方でM5超は39年ぶり(ウェザーニュース)

 日本域の最近一週間の地震回数は前週よりはほぼ同じ水準です。震度3以上の地震は2回発生しています。(8月12日~17日の集計)

 15日(木)14時33分頃、青森県三八上北地方を震源とするマグニチュード5.4の地震が発生しました。この地震で八戸市、三沢市、東北町で震度4を観測しています。

国内:青森県三八上北地方で39年ぶりのM5以上の地震

 三八上北地方では、深さ10km前後と深さ100km前後で多く地震が発生し、今回の地震は深さが約90kmで後者のタイプです。マグニチュード5を超える地震は少なく、1980年11月27日に相次いで発生したマグニチュード5.7、5.1の地震以来39年ぶりです。

 今回の震源からは離れているものの、1902年には三八上北地方でM7.0と推定される強い地震がありました。このときの震源の近くには青森県と岩手県をまたがる折爪断層の存在が知られています。地震調査研究推進本部によると、最大でM7.6程度の地震を起こす可能性があるものの、発生確率については算出するだけの資料が得られていないとのことです。

 一方でこの地域では、陸域よりも沖合で発生する地震によって揺れることが多く、青森県内で震度4を観測した地震は今年5月8日や1月26日の岩手県沖、去年7月2日の青森県東方沖など頻繁に発生しています。

世界:南インド洋で地震 オーストラリアプレート内部か

 アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は発生していません。

 8月5日以降、M6以上の地震はなく、世界的に静かな状況が続いています。

 注目の地震は13日(火)に南インド洋で発生したM5.5の地震です。

 周辺に島がないため、影響はまったくありませんでした。

 この海域はプレート境界ではなく、地震の発生頻度が少ないエリアです。

 今回の震源付近でM4.5以上の地震はほとんど発生がなく、ユーラシアプレートとの境界に近い北側や、南極プレートやアフリカプレートに近い西側で時々大きめの地震が起きている程度です。

 地質調査所により解析では逆断層型で、プレート内部で破壊が起きた可能性が高いと見られます。

ウェザーニュース

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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