【週刊地震情報】2019.06.30 伊豆半島東方沖で震度4(ウェザーニュース)

国内:伊豆半島東方沖で震度4

 日本域の最近一週間の地震回数は、山形県沖の地震の影響があった前週よりは少ないものの、やや多い水準です。震度3以上の地震は3回発生しています。(6月24~29日の集計)

 24日(月)19時22分頃、伊豆半島東方沖を震源とするM4.1の地震が発生しました。この地震で静岡県熱海市で震度4、神奈川県真鶴町、湯河原町で震度3を観測しています。

 伊豆半島東方沖では、たびたび群発地震が発生しています。最近では、2006年や2009年に群発地震に見舞われ、2006年は震度5弱の地震を観測しました。また、1989年には活発な地震活動のあと、沖合で海底噴火を起こしています。

 今回はM4.1の地震以降、すぐに地震活動は低下し、群発地震につながるような兆候は見られません。ただ、この領域は10km未満の浅い所で地震が発生しますので、それほど規模の大きくない地震でも、震源付近での強い揺れには注意が必要です。

世界:インドネシア・バンダ海でM7.3の深発地震

 アメリカ地質調査所の解析によると、マグニチュード6以上は7回発生しています。

 最も大きなものは24日(月)にインドネシア・バンダ海を震源とするM7.3の地震です。この地震は震源が208kmと非常に深かったことや、震央が島から比較的離れていたため、揺れの影響はなく、津波の発生もありませんでした。

 バンダ海付近は、太平洋プレート・フィリピン海プレート・ユーラシアプレート・オーストラリアプレートが相互に関係し、今回の震源はユーラシアプレートとオーストラリアプレートの境界に近い領域で発生したと見られます。

ウェザーニュース

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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