マナミナ編集部が2020年のトレンドをデータで予測する企画。今回は、3月14日にいよいよ開業するJR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ」を取り上げます。公開された新駅では無人コンビニやロボット清掃などのテクノロジーも活用。世界への玄関口を目指す「高輪ゲートウェイ」の姿に迫りました。
●今年3月に開業「高輪ゲートウェイ」
マナミナ編集部が2020年に話題になりそうなトピックを、データで調査する連載企画「2020年トレンド予測」。これまでに取り上げたトレンドは次の記事にまとめています。
さて、今回取り上げるのは49年ぶりのJR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ」。田町~品川間に建設され、いよいよ今週の3月14日に開業します。先日、新宿駅を歩いていたら高輪ゲートウェイの開業を知らせる交通広告が構内に貼られていました。オープンに向けてJR東日本社も周知を図っているようです。
そんな新駅・高輪ゲートウェイは、カタカナ語が使われた独特な名称で話題を集めました。名前の背景には、高輪を含む品川エリアの再開発により国際競争力を高め、「世界への玄関口」を目指す意図があると言われています。
高輪ゲートウェイ開業により、2020年の街の姿はどう変わっていくのでしょうか。紐解いていきます。
●「高輪ゲートウェイ」の検索数は
まず、人々の高輪ゲートウェイに対する関心度合いを調べてみましょう。株式会社ヴァリューズが提供するネット行動分析ツール「eMark+(イーマークプラス)」では、特定キーワードの検索ボリュームや流入先コンテンツなどのデータを簡単に出すことができます。
そこでeMark+を使って、「高輪ゲートウェイ」が含まれる検索のセッション数を過去1年にわたって集計してみました。
2019年11月に大きく山ができていることが分かります。その理由は何なのでしょうか。
11月16日には高輪ゲートウェイ駅の工事のために山手線が運休に。山手線の運転見合わせを伴う工事はJR東日本発足後では初めてらしく、SNSなどでも大きな話題になりました。
また同じ日には報道陣に新駅が公開されています。これらの出来事が検索数の上昇に寄与したのでしょう。
今年に入ってからも「高輪ゲートウェイ」関連検索数は増加傾向にあることがグラフから読み取れます。最近の新型コロナウイルスによる影響も懸念されますが、3月の開業のタイミングでは一層大きな話題となるのではないでしょうか。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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