“パンプスを履かないといけない”、そんな考え方は古いかもしれません。多くの女性が抱える足のお悩みについて取材しました。
まずは、毎日履く靴について名古屋の女性に聞いてみると…
「ヒールだと足が疲れますね、長時間たったりすると」(歯科に勤務)
「みんなパンプスだと思います。靴擦れはあります」(就活生)
「(パンプスは)痛くなります、小指とか。履きたいですスニーカーは」(営業職)
聞こえてきたのは、パンプスについての悩み。パンプスとは、一般的にひもや留め金がない女性用の革靴の一つで、身だしなみやマナーが求められる場で履かれることが多い靴です。
名古屋市中村区にある百貨店「ジェイアール名古屋タカシマヤ」では、こうした靴の悩みをうけて最近、売れ筋にある変化が見られるといいます。
「パンプスの売れ筋の変化は継続していまして、“細くて高いヒール”から“太くて低い”ヒールに変わってきています」(ジェイアール名古屋タカシマヤ 田中拓馬さん)
注目するのはヒールの高さ。これまでの主流は、高さが7センチ程度でしたが、現在は3センチほどが好まれるといいます。
パンプスの悩みは尽きないようで、ネット上では…
「会社の規定が5センチのヒール着用」
「営業の外回りでパンプス必須」
「ホテル勤めで長時間歩き回る仕事でつらい」
職場などで、パンプスの着用を強要することに反対する声が広がり、SNS上では“靴”と“苦痛”をかけたハッシュタグ「#KuToo」(クトゥー)という動きも起きています。
今年6月には「職場でハイヒールやパンプスの強制をなくしたい!」と訴える女性たちが、厚生労働省に約1万9000人分の署名を提出しました。
そんななか、一部の企業ではスニーカーを取り入れる流れが。日本航空のLCC(格安航空会社)の「ZIP AIR」では、空港や機内での動きやすさに配慮するためスニーカーを採用。また、ドコモショップでも2020年から制服のパンプスをスニーカーに切り替える予定で検討しているといいます。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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