「ここが対馬の観光名所の1つ、あれ?誰もいない」
自然豊かな島が、まるでゴーストタウンに…九州本土より韓国の方が近く、古代より2つの国の間で翻弄されてきた、国境の島。そこで今、起きている現実は…
「韓国のお客様はゼロの状態になってますね」
「死にますね、私たちは仕事がもう全然ないから」
韓国人が消えた町…しかし、そこには知られざる魅力が!日韓関係悪化に翻弄される、長崎県・対馬。隅から隅まで歩き、見えてきたものは…
年に1度のビッグイベント開催日にも・・・
関西から対馬へは、博多経由で飛行機、もしくは高速船で向かいます。船に揺られること、およそ2時間。九州本土と韓国の間に浮かぶ、対馬に到着しました。
「やってきたのは対馬北の玄関口、比田勝港、港です。ただちょっとどうやら・・・我々特別な日に来てしまったようです、ほら自転車の競技用の服装で集まってらっしゃいますよ」(ABCテレビ・古川昌希アナウンサー)
この日は、対馬で年に1度のビッグイベントが開かれていました。その名も「国境サイクリングIN対馬」!
「Q.対馬ってどんなイメージの島?」
「山ですね。アップダウンしかないという。もう平坦どこだよ!っていうくらい」(サイクリングレース参加者の男性)
島の9割が山林という対馬の、アップダウンが激しいコース。日本中から集まった100人のサイクリストが123kmを縦断していきます。韓国人観光客が激減している今、例年多くいたという沿道の韓国人観光客はみられません。
訪問者数が過去最多から一転、利用客がゼロ
対馬は、福岡から138kmなのに韓国まではわずか50kmの場所にある、まさに「国境の島」。古くから朝鮮半島との結びつきが強く、韓国人にとっては最も身近な海外旅行先。
去年は過去最多のおよそ41万人が、詰めかけました。
「この国際ターミナルの前はいくつかお店屋さんが並んでいるんですけど、あそこ、外貨両替ができるんですかね。マネーエクスチェンジの下には、大きくハングルで表示されています」
「コンビニのポプラのお店に掲げられている表示がもう、ハングルだらけ。ちょっと日本の町並みっていう感じではないです」(古川アナ)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース