6日16:30頃、長野県長野市信更町から中条にかけて突風が発生し、事業所の屋根の飛散などの被害が確認されました。
7日、長野地方気象台が現地調査を行い、突風が比較的短時間であったことなどから、この突風をダウンバーストの可能性が高いと判断しました。この突風の強さは風速約35m/sと推定され、日本版改良藤田スケールではJEF0に該当します。
なお、長野県北部には6日17:10に竜巻注意情報が発表されましたが、突風の発生には間に合いませんでした。
◆突風に関する用語解説
・ダウンバースト:積雲や積乱雲の底から急激に吹き降ろす突風のことを示す。
・日本版改良藤田スケール:竜巻やダウンバーストなどの突風の強さを、建物などの被害状況から簡便に推定する風速の尺度。従来の藤田スケールに代わり、日本の建築物等の被害状況から推定する「日本版改良藤田スケール」が2016年4月から導入され、JEF0からJEF5までの6段階で表される。JEF0は風速25~38m/s(3秒平均)で、飛散物による窓ガラスの損壊、物置や自動販売機の移動・横転、園芸施設のビニルなどの剥離、樹木の枝折れといった被害がみられる。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース