新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が、大学や高校の運動部の寮で発生した。寝食を共にする集団生活は感染リスクが高く、選手や指導者は対策に腐心する。大学の運動部に実情を聞いた。
ラグビーの全国大学選手権で優勝13度の明治大は、東京都世田谷区八幡山の練習グラウンドに併設する寮に、部員96人が4人部屋に分かれて生活している。
全国に緊急事態宣言が出た4月は約半分の部員が自宅に戻ったが、自主的に練習を続けたい部員だけは寮に残っていた。全体練習の再開は7月からという。
田中澄憲監督によると、部員に…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル