あおり運転容疑で会社員書類送検 「進路妨害され立腹」

 あおり運転などの危険な行為を走行中の車に繰り返したとして、警視庁は27日、東京都江東区の会社員の男(45)を脅迫容疑で書類送検し、発表した。男は調べに対し、「進路を妨害されて腹が立った」と供述しているという。ただ、妨害は確認されていないといい、同庁が詳しい経緯を調べている。

 深川署によると、男は7月27日午後0時35分ごろ、同区豊洲4丁目の都道で乗用車を運転中、会社員男性(44)の乗用車に後方から極端に接近し、左の車線に移って「何なんだよ」と叫びながら幅寄せした後、前方に割り込んで停車させたうえ、降車して助手席のドアをたたくなどして脅迫。さらに、逃れようと車を発進させた男性を追いかけ、同様の危険な運転を繰り返した末に再び停車させ、脅した疑いがある。

 一連の行為は約2分の間1キロほど続き、男性の車のドライブレコーダーなどにその様子が映っていた。男は小学生の息子を乗せ、帰宅中だったという。

 2度目の停車後、男が歩いて向かってくる隙に、男性がUターンをしてその場を離れ、110番通報していた。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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