あおり運転をしたとして、群馬県警は23日、同県安中市のトラック運転手の男(66)を道路交通法違反(妨害運転)の疑いで前橋地検に書類送検したと発表した。男は「あおり運転をしたことは間違いない。道を譲っていないのに割り込まれて腹が立った」と容疑を認めているという。県警によると、あおり運転での検挙は県内初という。
交通指導課によると、男は安中市原市の国道18号で7月15日午後3時15分ごろ、大型トラック(最大積載13・5トン)を運転。信号が赤から青に変わって車列が動き出した際、市内の男性(70)の軽ワゴン車が脇道から前方に入ったことに腹を立て、通行を妨害しようと後方から急接近して幅寄せをしたり、男性に急ハンドルなどの衝突回避行動をさせたり、著しい交通の危険を生じさせた疑いがある。
現場は片道1車線の直線。男の追跡は約1キロ、1分半にわたり、男はクラクションを何度も鳴らしたとされる。恐怖を感じた男性は道路沿いの安中署に避難した。男は県内の運送会社勤務で当時は業務中だったという。県警は、男のトラックのドライブレコーダーの映像などから容疑を固めたとしている。
被害者語る「怖くて長い時間」
被害に遭った男性は「幅寄せな…
2種類
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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