あす29日(木)は十五夜に次いで月が美しいとされる「十三夜」。関東から九州、沖縄ではお月見を楽しめる所が多くなりそう。もし、雲に隠れて見られないとしても、チャンスはまだあります。31日(土)は「今年最も小さく見える満月」。こちらは、きれいに見られる所が多いでしょう。
あす29日(木) 関東から九州でお月見を楽しめそう
あす29日(木)は「十三夜」です。「十三夜」とは、旧暦9月13日夜のことで、旧暦8月15日夜の「十五夜」に次いで月が美しいとされ、「後(のち)の月」ともいいます。「十五夜」は中国から伝わったものですが、「十三夜」は日本固有の風習で、豆や栗の収穫時期ということから「豆名月」や「栗名月」と呼ばれます。 あす29日(木)は、前線を伴った低気圧が日本海を北東に進み、昼前にかけて前線が北日本や東日本を通過するでしょう。このため、北海道や東北の日本海側は雨が降りやすく、カミナリを伴う所もありそうです。一方、関東から九州、沖縄にかけては、晴れる所が多いでしょう。
午後6時から9時頃は、北海道や東北の太平洋側、関東から九州、沖縄にかけては晴れて、美しい月の姿を見られる所が多くなりそうです。
31日(土) 全国的にお月見チャンス
31日(土)は今月2回目の満月で、しかも「今年、最も小さく見える満月」です。
日本付近は高気圧に広く覆われて、全国的に晴れるでしょう。夜も晴れの天気が続くため、満月がきれいに見られる所が多くなりそうです。
晴れて風が弱いため、地面から熱が奪われる放射冷却現象が進み、足元から冷えるでしょう。体調を崩さないように、暖かい服装で、お月見を楽しんでください。
日本気象協会 本社 久保 智子
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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