熊本県と鹿児島県の大雨特別警報は警報に切り替えたが、これまでの記録的な大雨により氾濫が発生している河川があるため洪水への一層の警戒をし、土砂災害にも引き続き厳重な警戒が必要だ。
梅雨前線が西日本から東日本に停滞し、前線上の低気圧が九州付近を東北東に進んでいる。前線は引き続き停滞し、前線上の低気圧はあす(日)にかけて西日本から東日本を通過する見通し。
低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が引き続き活発となる見込みだ。
東海・関東など東日本も大雨、土砂災害に厳重警戒
熊本県と鹿児島県の大雨特別警報を警報に切り替えた。午前11時50分現在、48時間の総雨量が熊本県水俣で513ミリとなり、平年のこの時期の1か月分を超える雨が一気に降った。これらの地域の大雨は峠を越えたが、これまでの記録的な大雨により、土砂災害や洪水の危険度の非常に高い状態が続き、氾濫が発生している。また、四国地方や近畿地方でも雷を伴って非常に激しい雨の降っている所がある。
西日本ではきょう(土)夕方にかけて、東日本ではあす(日)明け方にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所がある予想。
梅雨前線は8日(水)頃にかけても西日本から東日本に停滞し、西日本を中心に大雨となるおそれがある。
河川の増水や氾濫に最大級の警戒をし、土砂災害、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要だ。また、落雷や竜巻などの激しい突風にもあわせて注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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