自転車の盗難被害を減らそうと、愛知県警が「愛車」が盗まれる危険度を調べ、その場で効果的な対策をアドバイスする「防犯診断」を始めた。県警によると、全国でも珍しい取り組みだという。
警察庁などによると、昨年の全国の刑法犯認知件数は74万8559件で、このうち自転車盗は22・5%だった。愛知県内の自転車盗は1万209件で、全国ワースト6位。全国と同様に刑法犯の約2割を占めた。三重県は2081件で同15位、岐阜県は1719件で同18位だった。
こうしたなか、愛知県警は自転車防犯診断チェック表を独自に作り、被害を減らす試みを今年から始めた。チェック表は「シティーサイクル」「スポーツバイク」「折りたたみ自転車」でそれぞれ異なる。錠を二つ以上つける「ツーロック」をしているか、「GPS・警報器」を使っているかなど10項目を点検する。
チェック表を使った初の自転車…
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル