あのショックから30年、止まらぬ少子化「一つの施策で回復しない」

 2021年に生まれた日本人の子ども(出生数)は81万1604人で、過去最少となった。政府が少子化を課題として捉え始めたのは1990年。前年の合計特殊出生率が1・57となり、戦後最低だった66年の「ひのえうま」の1・58を下回ったからだ。「1・57ショック」と騒がれた。

 その後、少子化対策の計画もつくり取り組むが、30年以上が経つ今も歯止めがかからない。

 内閣府の国際調査(21年発…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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