11月29日は「いい肉の日」。この期間に合わせ、大阪市の「梅田・お初天神 大人の神戸牛焼肉」は、豪華メニューを税込み1129円で提供している。「肉の日」以降も当面提供を続けるという。
コロナ禍で神戸牛の消費が落ちたと聞き、畜産農家を支援しようと企画した。1日5食限りで7千円相当の肩ロースを格安で出す。薄切りで見た目はすき焼き風だが、タレは金箔(きんぱく)とトリュフ入り。赤字覚悟で考えた独自メニューだ。
緊急事態宣言の解除後に営業を再開すると、売り上げは前年に比べて6割程度まで回復した。それでも、今月末からは感染の急拡大による大阪府の要請に応じ、営業は夜9時までに。「こんな時期だけど、お客さんも元気づけたくて」と酒井克(まさる)代表(37)。
生産者にも消費者にもプラスになってほしい――。そう願いながら日々、午後5時に店を開ける。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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