いかつい「恐竜ひな人形」 アンバランスなおもしろみ、恐竜博物館で

小田健司

 福井県立恐竜博物館(勝山市)で「恐竜ひな人形」が展示されている。「すまし顔」とはほど遠い、いかつい恐竜の表情が、アンバランスなおもしろみを醸し出している。

 男びなは肉食恐竜のフクイラプトル、女びなには植物食恐竜のフクイサウルスを起用。博物館の模型の多くを制作している京都府在住の荒木一成さんが装飾を手がけた。

 高さ1メートルほどの巨体に紫や赤をベースにしたきらびやかな着物を羽織った恐竜に、訪れた人たちは一様に見入っていた。「コロナで世の中が暗くなってしまいがちですが、少しでも明るい気持ちになってほしい」と館の担当者。

 展示は3月8日まで(24日は休館)。午前9時~午後5時。当面は予約制。大人730円、高校・大学生420円、小中学生260円。博物館(0779・88・0001)。(小田健司)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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