いかつい機械と重たい雰囲気 そんな建設現場にエンタメを持ち込んだ

カンサイのカイシャ ここがオモロイ!

 建設現場って、近寄りがたいイメージがありませんか。まわりは塀で囲まれてるし、大きな建設機械も人を寄せ付けない感じ。親しまれる現場にしないと、人手不足で苦しむ業界は生き残れない。そんな危機感から、建設現場の「動物園化」に取り組む会社があります。

 何やそれ? 説明してもらいましょ、現場にいるキリンのパワーショベルさ~ん。

今回は、建設機械の目線でお届けします。

 ハイハーイ、ある現場で働いているキリンのパワーショベルです。

 パワーショベルってわかります? 腕のように長い部分で土砂などを掘る建設機械のことです。

 私は数年前まで、ふつうのパワーショベルでした。

 進和建設工業(本社・大阪府堺市)のみんなが命を吹き込んでくれました。操縦席の前につく長い部分をキリンの首に見立てて、装飾したんです。

 仲間もいます。シマウマのクレーン。白と黒の縞(しま)模様で装飾されてます。今日は、ちがう現場でがんばってるでしょ、きっと。

 うちの会社が建設中の建物の多くは、猿山のプリントのシートに覆われています。現場を囲む塀には、動物のイラストが描かれています。

 これ、「Zoo Project(ズー プロジェクト)」と呼んでいます。

去っていった社員たち 原点はさみしさ

 何でこんなことしたかって?…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment