いじめ相談 でも「チクリ」批判が怖い 学校タブレットで解決めざす

 いじめや悩みを相談したい。でも……。ためらう子どもの気持ちのハードルをどうやって下げることができるだろうか。愛知県日進市教育委員会は、小中学生に1人1台持たせているタブレット端末を使って相談窓口を設け、課題解決に取り組んでいる。

 タブレット端末の画面にある「いじめSOS」というアプリのアイコンをクリックすると、「日進市いじめ相談SOS窓口」のページが開く。

 相談内容は質問形式で伝える仕組みだ。自分が「いじめ」を受けていて相談したいのか。ほかの子が「いじめ」を受けているのを見かけて連絡したいのか。どんな「いじめ」なのか。どんなことを相談したいのか解きほぐす問いが続く。

 小学校低学年向けはひらがなを多く使い、設問は5項目まで。高学年向け、中学生向けとそれぞれ問いかけの文章を変えている。設問は高学年だと8項目、中学生は15項目ある。

中学生の相談が少ない その原因とは

 「どのように質問すれば、子…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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