いすを引き倒し、職員が馬乗りに レンズがとらえた小学生暴行の瞬間

【動画】障害者施設の職員が利用者の小学生に暴行=読者提供

 中学生を脅して拘束したなどとして、福岡県久留米市の障害者施設の代表、坂上慎一容疑者(57)らが逮捕監禁などの疑いで逮捕された事件をめぐり、施設の元通所者で10代の少年が朝日新聞の取材に、内部で職員による暴行が「常態化していた」として、その様子を証言した。専門家は、今回の事件を明らかな「虐待」だと指摘する。

 昨年11月には、少年が施設内で撮影した暴行現場の動画が端緒となり、福岡県警が40代の女性職員を小学生の男児に対する暴行容疑で逮捕=処分保留=していた。県警は21日、坂上容疑者らを送検し、施設内で組織的な監禁や暴行などが行われていなかったか、慎重に調べる方針だ。

 元通所者の少年は発達障害があり、昨年4~11月半ばに通所した。その間、同室だった小学生の男児が大きな声をあげるたびに、担当の職員が隣室にこの男児を連れていき、ドアを押さえて泣きやむまで閉じ込めた。

 少年は当初、男児が大声をあげるから仕方がないと思ったが、職員の行動は日に日に過激になった。恐怖を覚えたという。

 男児が騒ぐと、床にうつぶせ…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment