朝のラッシュの時間帯、鉄道駅ではいろんな人がそれぞれのペースで行き交う。
でも、清松建太さん(28)は昨年夏、すぐ横を通り過ぎていった男を見て「怪しいな」と感じた。
小走りでホームから改札に続く階段を駆け上がったかと思うと、階段のなかほどを上っていた女子高校生のすぐ後ろで急にスピードを落とし、歩き始めたからだ。
清松さんは京都市役所の職員。毎朝、午前8時半ごろに三条駅(京都市中京区)に到着する京阪電車に乗り、そこから歩いて鴨川の対岸にある職場まで通勤している。
不審感「盗撮かも」
「怪しい男」も同じ電車に乗り、同じ三条駅で降りていた。別の日にも、三条駅の階段で女子高校生の背後に近づいたまま上っていくのを見かけた。清松さんは不審感を強めた。「盗撮しているのかも」
友人が盗撮被害に遭ったこと…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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